ロングライドを楽しむコツ

スポーツバイクで長距離を走行するロングライドですが、楽しむコツがあります。まず重要となるのは、徐々に距離を伸ばしていくことです。ロードバイクを買ったばかりなのに、100km走行するというのは無謀です。ペース配分が出来ないため、楽しいはずのロングライドが相当な苦痛になるはずです。初心者が慣れない自転車で長距離を走行すると、最悪の場合疲労骨折などのケガをすることもあります。最初は20kmからはじめ、徐々に距離を伸ばしていくことをおすすめします。

ロングライドを楽しむコツは、サイクリング以外にも楽しみや目的を持つことです。平均時速20kmで走行距離100kmを走破するためには、最低でも5時間はペダルを漕がなければなりません。これは結構苦痛といえるでしょう。このため「昼食は奮発してご当地の名産品を食べる」「夜は温泉宿に宿泊する」など、頑張った自分へのご褒美のようなものがあると、ペダルを漕ぐ足も軽やかになります。また1人でロングライドするよりも、気の合う仲間と走行したほうが、時間の経過は早く感じます。ただし大人数の場合、並走すると危険ですので十分注意してください。

ロングライドを楽しむためには、コースを考えることが重要です。というのは、最短距離イコール快適なロングライドとはならないからです。目的地までの最短距離は、幹線道路であることが多いでしょう。しかし残念ながら日本の幹線道路はサイクリングに適した環境とはいえません。従って、交通量の多い幹線道路で排気ガスを浴びながらロングライドするよりも、少し遠回りになりますが自転車専用のサイクリングロードを利用したほうがロングライドを楽しむことができるでしょう。海岸線を走行する場合には常に左側通行のルートにすると、交差点が少なくなり事故の可能性が低くなります。

ロングライドを楽しむためには、必要な道具を準備しておく必要があります。自宅周辺をサイクリングする場合とロングライドをする場合では準備する道具に違いがあるからです。まず、突然の雨に備えて、レインコートを準備しましょう。ウィンドブレーカーと兼用のものがおすすめです。スポーツバイクはスピードが出て風を切る分、濡れていると急速に体力を消耗するからです。パンク修理キットも必須です。クリンチャータイヤの場合には予備のチューブも持つと良いでしょう。六角レンチなどの工具も、かさばるものではないので持参するとちょっとした調整をする時役立ちます。最近ではスマホをGPS代わりに使用される方も多いですが、万が一に備えて地図を持参することをおすすめします。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ